
猫の手作りご飯歴14年のかなえです!
猫の手作りご飯は誰でもできます。わかりやすいように解説しています。
猫の手作りご飯歴14年のかなえです!
猫の手作りご飯は誰でもできます。わかりやすいように解説しています。
慢性腎不全の猫に手作りご飯はとても有効です。
猫が腎不全になって何かしたいと思い、手作りご飯の選択肢を選んでくれた飼い主さん、あなたは素晴らしい!
手作りご飯でなくても、スープを手作りしたり市販の良質なスープをあげることもとても有効です。
慢性腎不全の猫に手作りごはんをあげる時に大切なことや、手作りスープについてお伝えします。
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*2018年11月の記事を加筆・修正して再アップ!
ここでは「今まではキャットフードだったけど、慢性腎不全がわかってから手作りご飯を試したい方」向けに書いています。
とりあえずすぐできることは、
水分量を増やすこと。
腎機能が低下すると、水分を保てなくなります。
本来尿は濃縮して排出ですが、慢性腎不全だとその機能が低下して余分に出してしまうのです。
出る分が増えるんだから、入れないと脱水になってしまいますよね。
とにかく水分摂取が大切!
体内に入れる分でまかなえない時は、病院へ行って輸液をしましょう。
▼ 輸液についての注意点は、下記の記事で解説しています。
猫に皮下点滴(輸液)をする際に気をつけたいこと【入れすぎに注意!】
手作りご飯やスープをあげることにより、水分摂取量が増えれば「輸液に行く回数」がへるかもしれません。
じゃあどうやって、猫に水分をとってもらうか。
「飲み水はたっぷり置いておきましょう」
ってよく書いてあるけど、猫は犬みたいに水をがぶがぶ飲む生き物じゃないからそれだけじゃダメ。
この点において、手作りごはんが優れているのは、90%以上が水分だから。
そして、スープたっぷりにすることにより、より水分摂取ができる。
水を飲むというより、水分を食べてもらう感じ。
どうせ水分とってもらうなら、なにがしかの効果があるスープの方がいいですよね。
薬膳料理の参鶏湯(サムゲタン)ってご存知ですか?
あれこそまさに、滋養効果たっぷりの栄養スープ。
本来は中に高麗人参とかなつめとか入れるのでそれの効果もあるけど。
鶏肉には、血や気を補う効果があります。
特に骨付きの鶏肉がいい。
健康な猫ならそこまで気にしなくてもいいけど、慢性腎不全の猫に栄養つけてほしいなら鶏肉にもこだわりたいところ。
ブロイラーよりはできたら地鶏の方が滋養もある。骨つきもも肉や、手羽先がおすすめ。
とにかく、
骨がついていた方がいいい!
骨を長時間煮こむと、消化のいいアミノ酸などが溶け出します。これを「ボーンブロス」と言う。
「ボーンブロス」は消化に負担がかからず、タンパク質も消化吸収のいい状態になっている。
腸の修復効果もあり、抗炎症作用も期待できる。
添加物の入っていないこういうスープでもいいですね。
\食塩無添加。味はあんまりしないよ/
参鶏湯では、高麗人参とかなつめ、クコの実なんかを入れますが、手に入るなら入れたらいいと思います。
クコの実は手に入りやすいし、鶏のスープを作る時に入れるのはおすすめ。
クコの実は、「肝」と「腎」の機能を高めるとされ、血圧を降下させる作用もあります。
他にもおすすめのボーンブロスは、下記の記事を参考にしてください。
慢性腎不全の猫に飲んでほしい栄養たっぷりスープは他にもあります。
こちらの「だし&栄養スープ」は、以前使っていた「おいしいだし」から乗りかえたのですが、お湯に溶かすだけでもとってもおいしいです。
原材料はこちら。
澱粉分解物(キャッサバ由来)、カタクチイワシ、かつお、昆布、原木栽培シイタケ、無臭ニンニク
成分的にもよく、ペプチド化されているので消化吸収の負担も少ない。
消化吸収に負担をかけない、ということは、治癒にエネルギーを使えるわけです。
さらに詳しく知りたい方は「【水分補給にも!】『だし&栄養スープ』は猫の手作りご飯でも重宝する一品!」の記事を見てね。
私が他に試して良かったスープは
ほたてもなまりもにおいがすごいするんです。
慢性腎不全では、食欲のムラがすごいし、においでつるのはとても有効。
「においがすごい」っていうのは、慢性腎不全の猫のごはんを考える上ではとても大切。
慢性腎不全の猫に手作りごはんをあげるのにおすすめの肉は、「鶏肉」
ささみは脂肪が少なく、腎臓にとってあまりよろしくない「リン」が多いのでやめましょう。
鶏肉は慢性腎不全でなくても、猫の手作りごはんにおいておすすめです。
鶏肉はお肉の中では小さいし、内臓も比較的手に入りやすい。
鶏肉のおすすめは、下記で紹介しています。
室内で飼っている時点で全然自然じゃないけど、できる限り自然の猫の姿に近づけることが猫の健康にとっては大切なこと。
関連記事 猫は肉食動物!猫の食性を知り、猫に最適な食事をあげよう【手作りご飯が最適!】
猫が牛とか馬は食べませんよね。大きさ的に無理でしょ。
そうはいっても、うちも馬や鹿はたまにあげますけどね。
本当はうずらを丸ごと食べるのが理想なんだろうけど。
\楽天市場でしか売ってなかったよ!/
プライムケイズのこの肉は内臓も入っているようなので、ベスト。
内臓を食べるのはとっても大切。
私はこちらのお店で内臓を買ってますよ。
▶︎▶︎なみかた羊肉店
うずらは値段が高いのがネック。たまにでもあげられるといいかも。
慢性腎不全において、
腎臓の負担をへらすために良質なタンパク質をとることが大切。
「良質」とはアミノ酸スコアが高い食品のこと。
アミノ酸スコアはこちらで説明しています。
卵はアミノ酸スコアが100でとてもバランスがいい上に、栄養素の中でビタミンCと食物繊維以外のすべての栄養素が入っている素晴らしい食品。
卵黄だけでいいですよ。
鶏卵だとやっぱり多いので、うちではうずらの卵を使っています。
タイデスのうずら卵
卵黄は、食欲がない時の強制給仕にも使えます。
栄養たっぷりだからね!
ビタミンCとビタミンB群は、水溶性ビタミンのため、こまめな摂取が必要。
一度にたくさんとっても、必要量以外は尿中に排泄されてしまうからです。
いちおう猫は、ビタミンCを体内で生成できるのでフードには基本入っていません。
酸化防止剤としてのビタミンCは入っていたりしますが。
腎機能が落ちると、ビタミンCとビタミンB群の尿中排泄量が増えるでしょう。
排泄量が増えることに加えて、病気によるストレスでもビタミンCが消費されてしまいます。
ビタミンCの添加は必須
だと私は考えます。
慢性腎不全でなくても、何かしらの病気があるなら必要。
ビタミンCをあげるなら、ローズヒップがおすすめ。
\100gならポスト投函!/
ビタミンB群なら、まずはビール酵母。
\ニチガのはメール便で送ってくれるから、助かる!/
ビール酵母はビタミンB群が豊富で、アミノ酸やミネラルも含むスーパー食材。
常備しておいて、人間の料理に使うのもおすすめです。
栄養もうまみもアップするよ!
水溶性ビタミンのことについては、「猫の手作りご飯に使える栄養補助食品【ビタミン編】」にも書いているので、参考にしてくださいね。
とにかく慢性腎不全において真っ先に考えたいのが、水分摂取。
脱水すれば腎臓に負担がかかるし、血流も悪くなり、他の所に負担がでてもおかしくない。
水分摂取の意味ではヤギミルクもおすすめです。
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