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猫にもビタミンCが必要!【ドライフードには入ってないよ!】

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ビタミンCは猫にも必要

この記事では、猫にも必要な「ビタミンC」について紹介します。

基本、猫は人間とちがい「ビタミンCを生成できる」ので、必須栄養素ではありません。

しかし、現代を生きる猫にとっては、周りはストレスだらけ。

かなえ

体内生成量では、絶対足りない!

必須栄養素でないため、総合栄養食のフードにも栄養素としてのビタミンCは入っていない。

ビタミンCは、抗酸化物質です。

酸化を防止する。

酸化は老化を促進させます。

ストレスがかかったときだけでなく、日ごろから猫にビタミンCをあげることをおすすめします。

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猫はビタミンCを体内で作ることができる

冒頭で、猫はビタミンCを体内で作ることができる、と言いました。

そのため、総合栄養食のフードにもビタミンCは入っていません。

酸化防止剤として、最後の方に書いてあることはある。

体内で生成できる、といっても

  • どれくらい生成できるのか
  • ストレスによってどれくらい消耗するのか

これらは、全然わかりません。

かなえ

わたしの研究では、どれくらい作れるかと書いてある本はありませんでした。

ビタミンCは「水溶性」のため、多すぎても尿と一緒に出ていくだけです。

過剰摂取ということは考えられないので、「足りない」前提で普段からあげたほうがいい。

手作りご飯でなくても、絶対あげた方がいいです。

むしろ

  • キャットフードを食べている猫の方が必要

特に、ドライフードは酸化しているので、ドライフードを食べている猫ほどビタミンCをとった方がいいのです。

ビタミンCの役割はたくさんある

ビタミンCの役割というのは、多岐にわたります。

  • 生きるエネルギー(ATP)を十分な量作るために必要
  • 抗酸化物質としての役割
  • コラーゲンの生成に必要
  • ストレスから身体を守る
  • 免疫に関係する
  • 副腎の健康に必須

ビタミンCはストレスと免疫に大切、くらいにしか以前は考えていませんでした。

しかし、分子栄養学を学んでから思ったより大事なことに気づきました。

人間もそうですが、猫も「エネルギー」を作らないと生きていけません。

生きるためのエネルギーを「ATP」と言います。

ATPは、家電製品でいうところの電気だと思ってください。それがないと動けない。

ビタミンCが不足していると、このATPを十分な量作ることができないのです。

  • ATPが十分ある=元気にすごせる、ということ

ATP不足は、慢性病などの病気を引き起こします。

エネルギーをつくる、以外にもビタミンCの役割はたくさんあります。

ところで「壊血病」って知ってますか?

壊血病はビタミンC不足によって、いろんなところで出血しやすくなる病気。

この壊血病、昔の病気と思われていますが、いまの人でも猫でもあるでしょう。

抗酸化物質としての役割

ビタミンCは、代表的な抗酸化物質です。

  • 抗酸化物質とは、酸化を防止する物質。

生きている限り、酸素を吸うので、酸化を避けることはできません。

ですが身体にはその酸化に対抗するために「抗酸化作用」をもつ成分があります。

でも、その自前の抗酸化作用をもつ成分を活性化する方法はよくわかっていない。

だから

  • 身体の外から抗酸化物質をとる必要がある

なぜ、酸化を防ぐことがそこまで重要なのか。

  • 老化とは、ほぼ酸化だから!

もう少しいうと、老化の主な原因は以下の2つだと言われています。

  • 酸化
  • 糖化

糖化はここでは触れませんが、ドライフードを食べている猫は糖化がめっちゃ進んでいるはず。

  • 元気ですごしてもらうため
  • 老化のスピードを遅くするため

これらのためにビタミンCは必要なのです。

ストレス時には、ビタミンCを増やそう

獣医と犬猫
動物病院は、猫にとってストレスそのもの。

猫に明らかにストレスがかかったときは、ビタミンCを増やしましょう。

  • 気温差の大きい時期 (春や秋)
  • 動物病院へ行ったとき
  • 引っ越しや家族が増えたなど環境が変わったとき
  • その他猫に負担をかけたな、と感じたとき

特に、何もないように見えても

  • 気温差というのは、それだけで身体にとってストレス

気温差があると、調節するのに身体の中ではいろいろなことが行われているのです。

気温差の大きい時期、特に春は亡くなる猫が多いように感じます。

対応できるように、気温差がでる前からビタミンCやそのほかの抗酸化物質などを増やしたいものです。

ビタミンCの供給源は「ローズヒップ」がおすすめ

猫にあげるビタミンCとして、わたしはずっとローズヒップをおすすめしています。

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こちらのローズヒップは、無農薬なので安心。

また、粉末なので猫にもあげやすい。

さらに、ローズヒップのおすすめはそれだけではありません。

ポイント
  • ローズヒップは、吸収のいいビタミンC

ローズヒップはそもそもビタミンCの含有量が多いうえに、ビタミンCの吸収をよくするものを一緒に含んでいるから。

かなえ

ビタミンCの量が多いうえに、吸収をよくするフラボノイドが入っているのです!

もちろん、人間にも必要ですから、猫と一緒にローズヒップをとるのはおすすめですよ。

病気のときや慢性腎不全の猫には高容量のビタミンCを

ローズヒップは多少すっぱいので、たくさんあげるのはちょっと難しい。

しかし、何かの病気になったときや慢性腎不全になったときには、もっとたくさんのビタミンCをあげたいのです。

特に、がんになった猫には大量のビタミンCをあげたいところ。

人間の分野では、がんに「高濃度ビタミンC点滴」をすることがあり、そこそこ効果があるよう。

また、ビタミンCは水溶性のため、尿がふえる慢性腎不全の猫も消費しやすい可能性が。

そんなときのために、たくさんあげても酸っぱくない「非酸性」のビタミンCも知っておくと便利です。

このビタミンCは、「非酸性」なのですっぱくないのです。

かなえ

無味ではなく、ちょっとしょっぱい感じです。

酸っぱいよりは、しょっぱい方が猫にはいい!

このビタミンC、添付の小さい小さいスプーンで1000mgのビタミンCが取れるんですよ。

ゴールドCの添付スプーン
小さじ1/4ですね。

昨年、実家のがんの猫にあげてました。

吸収を考えて、一緒にローズヒップパウダーをあげる方がおすすめ。

まとめ

かなえ的まとめ

猫にもビタミンCは、本当に重要です。

十分なエネルギー(ATP)が作れなかったら、なにも始まらない。

ATPを作るのに必要な栄養が不足していたら、栄養バランスなんて何の意味もありません。

栄養を考えるうえで、一律に考えてはいけません。

人間の場合、ビタミンの吸収量や利用効率に個人差があります。

猫でもあると仮定すると、本当に個体を見なければならない。

ビタミンCの場合、多すぎると下痢をするのでわかりやすいです。

かなえ

だから、多めでも大丈夫だよ!

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