猫の手作りご飯歴15年のかなえです!
猫の手作りご飯は誰でもできます。わかりやすいように解説しています。
猫の手作りご飯に移行するためのポイント。とにかく焦らないこと【NG食材も紹介】
猫のごはんをキャットフードから手作りご飯に移行したいと思ってくれたあなたは、素敵です!
猫のため、自分のために行動できる人って本当すごいと思います。
今日はそんな方に向けた、手作りご飯に移行するためのポイントがいくつかあります。
手作りご飯への移行は、時間をかければそんなに難しくありません。
移行のポイントと、一応知っておいてほしい「あげない方がいい食材」を解説します。
- 手作りご飯に移行するときのポイント
- 猫にあげない方がいい食材
- 猫の多頭飼い歴25年
- 手作りご飯歴15年
- ホリスティックケアカウンセラー
- 元ホメオパス
2022年1月の記事を加筆・修正して再アップ。
猫の手作りご飯に移行するためのポイント
猫のご飯を手作りご飯にすることって、ちょっとした猫との心理戦でもあります。
猫の手作りご飯は猫が食べてくれなければ始まらないから。
栄養のことを気にするのは、あとでじゅうぶん。
とにかく焦らないこと
なんといっても、
- とにかく焦らないこと!
わたしの場合、一番かかった子でも1ヵ月くらいですね。
やっぱりオスの方が食い意地がある子が多いので、移行はしやすい。
また、食べなくてもいちいち気にしないことです。
食べてくれなかった〜
と落ち込むとつづきません。
1匹しかいないと捨てることになるかもしれませんが、そこは仕方ない。
ただ、無駄をださないためにも、少しずつすこしずつ肉をふやすのがいいですね。
においがある方が手作りご飯に移行しやすい
同じ肉でも加熱した方がにおいが出て、美味しそうになります。
だから、加熱した肉でもいいんです。
わたしは基本「生」をすすめていますが、加熱しても全然OK。
手作りご飯を食べることの方が重要ですから。
移行するときに「においのいい食材」を使うのは、とても有効です。
「猫が手作りご飯を食べてくれない!?工夫の仕方を徹底解説。」で猫が好きなトッピング(かつおぶし、のりなど)なども解説しています。
うえの記事でも紹介していますが、市販のふりかけを使うのもひとつの手。
楽天のこちらのふりかけは、いろんな味から選べるのでそれも良さそう。
食べない場合は、すぐ片づける
手作りご飯に移行する際に、
これを食べなければ、いつものが出てくるぜ
って、思われたら猫は、新しい食材なんて食べてくれません。
猫は肉食動物であるため、解毒の機能が劣っています。
ですから、犬みたいに何でもかんでも口に入れるってことはしません。
- 猫が、食べ物に慎重になるのは仕方のないこと。
だから、食べないからといっていつものご飯を出していたらいつまでたっても移行できません。
食べ物が目の前にあって餓死する動物はいません。
まあ太りすぎの猫は、脂肪肝になってもいけないのであまりスパルタすぎないのがいいかな。
ごはん日記をつけてみよう
手作りご飯への移行の際には、ごはん日記をつけることをおすすめします。
- これは食べた
- これはいまいちみたい
- 生はダメだったけど、ゆでたら食べた
覚えておける人は、必要ないでしょう。
手作りご飯移行期には、体調の変化もあるのでそれも合わせて書いておいてもいいですね。
手作り移行期に現れやすい身体の変化はこんな感じです。
- 目ヤニが増える
- 下痢をする
- 便秘がちになる
- 太る or やせる
手作りご飯にしていくと、確実に水分量が増えるので、代謝が良くなります。
そのことによって、排泄が促進される場合もある。
手作りご飯にすると「下痢になる」っていうのはよく聞きます。
食べるものが変わることで、腸内細菌のバランスが変わってしまい、下痢をすることはあるでしょう。
元気ならば、特に問題ありません。
水分摂取にだけ気をつけてあげてください。
逆に、便秘になったというか、排便の間隔があくのは自然なことです。
特にドライフードはカスが多いので、便は多くなる。
手作りご飯の子って毎日は排便しないことが多いです。
手作りご飯の方が吸収率がいいので、捨てる部分がへるんですよ。
うんこはゴミなので、うんこたっぷりで喜んではいけない
食の好みは、猫によって本当に違う
猫でも大好きな食材を前にすると、目の色が変わります(•ө•)♡
これが猫によって結構違うのよ
鶏肉が好きな子もいれば、赤身が好きな子もいる。
チーズはだいたい好きかな。
ヨーグルトは猫による。
魚だと刺身の方がいい子もいれば、加熱している方がいい子もいる。
好きな食材を探すことは、猫とのコミュニケーションにもなりますし、好きな食材が多い方があとあとラクです。
食べられるものが少ないと、猫が調子が悪くなった時の選択肢が少なくて本当に大変。
好きな食べ物を増やすことはこちらで解説しています。
猫にあげない方がいい食材
猫は元々、食べ物に対して慎重なので、変なものを食べることってそんなにありません。
食べてもダメだったら、吐き出してしまうもの。
だから、あんまり気にしすぎることはありませんが、知識として知っておくことはいいので書いておきますね。
ネギ類 | 長ネギや玉ねぎに含まれる成分が赤血球を破壊し、貧血を起こすことも。常食しなければ大丈夫 |
生のイカやたこ | 生のイカにふくまれるチアミナーゼがビタミンB1欠乏症を招くとされるが心配するほどではない。 |
チョコレート | チョコレートに含まれるテオブロミンが、血圧上昇や不整脈を起こすとも言われている。 |
生卵の白身 | 白身にはビタミンの一種のビオチンの吸収を妨げる酵素が含まれるが、気にするほどではない。 |
チョコレートなんてそもそもあげないし、イカもたこもあげない。
イカやたこは、加熱すれば問題ないです。
生卵の白身もそればっかり食べたら何かあるかもね、という程度のものです。
それよりも、食べ物より猫の場合気をつけるべきは、植物や化学物質です。
- アロマ
- 観葉植物
- 柔軟剤や合成洗剤などの化学物質
アロマや柔軟剤は猫がいる家庭は、絶対に使ってはいけません。
詳しくはこちらで解説しています。
まとめ
焦らず、ゆっくり「猫を観察しながら」やっていけば大丈夫です。
好きなもの、嫌いなものもわかってきます。
好きなものを食べて、嬉しそうな猫を見るのはひとしおです。
ぜひ手作りご飯にチャレンジしてみてほしい!
猫の手作りご飯のやり方に関する記事は以下にまとめてあります。
「すべての猫の幸せのために」をモットーに日々発信しています。
サイト運営を続けるための支援をお願いします。
役に立った!参考になった、という方は、サポートしてくださるとめっちゃ喜びます!
\メッセージはここから!/
コメント