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猫にアロマは危険。柔軟剤も絶対に使うのはやめよう【最悪の場合、死に至る】

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アロマや柔軟剤は絶対使わないで!

猫にアロマや柔軟剤がダメなのを知っていますか?

猫と暮らしているなら、アロマや柔軟剤は絶対に使ってはいけません。

この記事で伝えていること
  • アロマや香り系柔軟剤が猫にダメな理由
  • 猫は肉食動物のため、肝臓における解毒機能が劣っている

アロマや柔軟剤は,猫の肝臓を少しずつむしばんでいきます。

肝臓は沈黙の臓器。

気づいたときには重症化していたり、最悪の場合死んでしまうこともあります。

この記事を書いた人
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かなえ()

*2019年10月の記事を大幅に加筆・修正して再アップ。

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猫にアロマや香りつき柔軟剤は絶対にダメ

香りがあろうとなかろうと、柔軟剤はダメ

「香害」って聞いたことがありますか?

香害とは
  • 香水や人工的な香りのついた洗濯洗剤・柔軟剤などに含まれる香り成分が原因で、不快感を感じたり、頭痛やアレルギー反応などの症状がでることで健康に害を受けることを言う。

柔軟剤などの人工的な香りは、身体への不調だけでなく、婦人科系にも悪影響を及ぼすので、排除するかうまく使い分けることが必要。

ただ、猫に関していえば、一切排除です。

  • 洗濯に柔軟剤を使うのは絶対にやめて

絶対にです。

猫が使うものではなく、人間の衣類だけでも使ってはダメです。

柔軟剤は置いておくだけでも揮発しますので、そもそも家にいれないことが大切。

今からでいいから、本当にやめて。

あと、アロマも使わない方がいい。

また、ファブリーズも使ってはいけません。

ファブリーズは危険だと疑われているのに、成分さえ公開しないなんてひどい企業です。

香害による影響は、人間でさえ出ている。

  • 人間よりも肝臓の解毒能力の劣った猫に影響が出ないわけがない

そう、猫は人間や犬と比べて、肝臓の解毒能力が劣っているのです。

猫が完全肉食動物であるがゆえの理由

猫は肉食動物

わたしはこのブログのいたる所で書いていますが、

  • 猫は肉食動物です

完全肉食動物ですので、植物を食べる機会は基本ありません。

この自然界で毒を持つのは、ほぼ植物。動物でもふぐとかは毒を持っているけどね。

だから、植物を食べる可能性のある草食動物や雑食動物は、植物を分解し、解毒する機能を持っています。

でも猫は植物を食べてこなかったので、その機能が退化している。

猫が食べる植物は、獲物がすでに消化してくれているので安全なのです。

猫は肝臓のある機能が欠けている

猫は人間と違い

肝臓での解毒機構のひとつ「グルクロン酸抱合」が欠けているのです。

「グルクロン酸抱合」とは
  • 肝細胞における化学物質処理の一つのやり方
  • グルクロン酸が生成され、解毒作用に使われる

だから、植物の一部を分解することができません。

香り系柔軟剤にはアロマオイルが使われていたりしますよね。

アロマオイルは、植物の有機化合物を何倍にも濃縮させたものです。

自然界にはない不自然なもの。

ただでさえ、肝臓の解毒機能が劣る猫にアロマオイルや香料を使用することは、悪影響でしかありません。

マイクロカプセル配合の柔軟剤は、本当に最悪

香害は「香り成分」が原因なのですが、いま使われている香料はほぼ人工香料。

  • 香料というのは、揮発しやすい

「揮発しやすい」というこは、どんどん空気中に拡散し、猫がそれを吸うことになる。

そして揮発した成分は、体毛につくのでグルーミングによりさらに体内に入れることになります。

さらに、昨今の柔軟剤は「マイクロカプセル」を使用しているのがもう許せない!

「香り長続き~」とか言っている製品はマイクロカプセルを使用しているからです。

マイクロカプセル配合の柔軟剤は、

  • 繊維にくっつきやすいので、一度でも使用したらなかなか落とせない
  • あちこち拡散し、成分を出し続ける
かなえ

もう本当に「香害」!

オレンジ系は特に気をつけよう

オレンジ

猫にアロマがダメって言われて、全部ダメなの?って思う方もいるでしょう。

結果的には全部やめた方がいいです。

本物のアロマなら猫にも大丈夫、と言う人もいますが、そこまでしてアロマを使用する意味はあるのでしょうか?

本物かなんて確かめようがない。

また、ナチュラルケアの選択肢のひとつとして猫に使いたいなら、もっと優秀な選択肢はほかにあります。

これなら安全なんて言われているものもあるけど、そんなのわかりません。

安全はわからないけど、特に危険なのは「オレンジ系」です。

  • 「リモネン」という成分は、猫にとってかなり有害作用を引き起こすことが発見されています。

「リモネン」の他に「ピネン」という成分にも過敏に反応する。

この2種類の成分は、シトラス類の精油とパインの精油に最も多く含まれています。

天然のノミやダニ忌避(きひ)用の製品やシャンプー、天然成分のシトラスやパイン洗浄剤にも含まれています。

オレンジオイル入りの洗剤って結構売ってますよね。

それを使って床をふいて、そこを歩いた猫が手足をなめて口に入る可能性は十分にある。

わたしも実際に経験があるのですが、洗面所にオレンジオイル入りの洗剤を置いていて、そこでよく寝ていた猫の肝機能が低下していたことがありました。

特になにもないのに、その子が急に怒りっぽくなったんですよね。

怒りは陰陽五行でいう肝臓なので、肝機能が落ちると怒りっぽくなります。

成分が揮発して少しずつ吸っていたんでしょうね。

早めに気づいたから良かったものの、気づかなかったらどうなっていたことか。

ユリなどの植物も気をつけよう

ユリの写真

猫にとって有害な植物はアロマだけではありません。

家にお花や観葉植物を置くなら、細心の注意が必要です。

猫にとって最も危険な植物はユリです。

花だけではなく、葉っぱや花粉、球根などすべてに毒性があります。

ユリの花をいけていた花瓶の水を猫が飲んで、死亡した例もあるので本当に注意が必要。

また、観葉植物の中にも猫に有毒なものはあります。

これは安全か危険かを一生懸命調べるくらいなら、置かないことが賢明。

かなえ

絶対安全な保証なんてないですからね

猫は肝機能に加え、腎機能も劣っています。

腎機能は劣っているというか、猫は腎臓を構成する細胞の数が少ないので、機能低下を起こしやすい、ということ。

肝臓と腎臓は密につながっています。

肝機能が落ちたら、腎機能も落ちます。

猫はただでさえ、腎不全になりやすい。

肝機能を落とすことは、腎不全にさらに拍車をかけます。

現代社会では、猫の周りにはいがいと危険が多いです。

知らないではすまされないことも。

無知では、猫は守れません。

柔軟剤の危険性を訴えてくれている獣医もいる

わたしは理系がとんとダメで、化学物質の危険性を詳しく語ることができません。

なぜ危険なのかを知りたい方は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。

獣医さんのブログなのですが、柔軟剤や合成洗剤の害を詳しく書いてくれています。

手作りご飯も推奨されており、行ける範囲だったらぜひ行ってみたい病院です。

猫への愛と、本質から見る視点を感じとれるので、とてもいい獣医さんに感じます。

かなえ

他の記事も参考になるので、ぜひ読んでみてください!

まとめ

かなえ的まとめ

アロマにしろ柔軟剤にしろ合成洗剤にしろ、化学物質は猫と暮らしているなら使うべきではありません。

洗濯も掃除も

  • 重曹
  • クエン酸
  • セスキ炭酸ソーダ
  • 酸素系漂白剤
  • 純せっけん

これらがあれば十分です。

猫と暮らすなら、猫中心の生活にしないといけません。

できないなら、飼うべきではない。

わたしはそう思います。

人にも猫にも、地球環境にさえよくない化学物質は排除しないといけない。

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