猫の手作りご飯歴15年のかなえです!
猫の手作りご飯は誰でもできます。わかりやすいように解説しています。
猫の手作りご飯でミネラルが補給できる食べ物やサプリメント【カルシウムやマグネシウムは特に大事】
猫にとってもミネラルはとても大切な栄養素。
食べ物に含まれる栄養素がへっているため、ミネラルも意識しないと足りません。
この記事では代表的なミネラルを多く含む食べ物やサプリメントを紹介しています。
- カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄を含む食材やサプリメント
- そもそもミネラルは吸収しにくい
手作りご飯をあげる時の参考にしてください。
また、ミネラルはビタミンよりも吸収率に個体差がでます。
吸収するがわの猫の胃腸の状態が関係するのです。
ドライフードをあげていても、マグネシウムや亜鉛はおそらく不足している。
ミネラルは、健康なら出ていくだけです。
多めかなと思うくらいがちょうどいいでしょう。
ビタミンは「猫の手作りご飯に使える栄養補助食品【ビタミン編】」で解説しています。
- 猫の多頭飼い歴25年
- 手作りご飯歴15年
- ホリスティックケアカウンセラー
- 元ホメオパス
*2022年4月の記事を加筆・修正して再アップ。
猫だってミネラルが大切
いまの野菜は昔の野菜と比べて栄養素が落ちているのを知っていますか?
農薬中心の農業により、土壌に含まれる菌がへって、土壌に含まれるミネラルが減少しているからです。
猫が食べるのは肉や魚ですが、草食動物なら食べるのは植物でしょ。
その草食動物のエサ(植物)の栄養がへっているんだから、その動物そのものの栄養も落ちている。
現代の人間は確実にミネラル不足です。
種は違えど猫だって現代に生きている限り、人間と似たような栄養状態です。
現に猫も人間と同じようにガンや糖尿病にかかる子が増えている。
特にミネラルは体内に入れたからといって吸収するものではないんです。
- ミネラルの形態
- その猫の胃腸の状態
吸収率の低いミネラルで、胃酸があまりでていない猫さんなら本当に吸収されているかなんてわからない。
安価なドライフードに使われるミネラルは、吸収率の低いものです。
「栄養が含まれているから総合栄養食です」とか言っても消化吸収できなければ意味がない。
そしてドライフードを食べている猫は、糖質を消化吸収・代謝するために余計ミネラルを使うんです。
ドライフードを食べている猫こそ、ミネラル不足かもしれません。
ミネラルが補給できる食べ物やサプリメント
ミネラルの種類はたくさんありますが、猫のご飯にとって大切なものだけを選んでいます。
- カルシウム
- マグネシウム
- 亜鉛
- 鉄
肉を食べるなら「カルシウム」が絶対必要
手作りご飯では骨ごとミンチのようなものをあげない限り、カルシウムが足りません。
うちでたまに利用する商品。キューブになってるのが便利!
ミネラルというのは「バランス」が大切。
骨を含まない正肉には「リン」が多いので、カルシウムをあげないとリンが過剰になります。
カルシウムとリンの理想的な比率、という指標はありますが、それはあくまでキャットフードでの話。
手作りご飯の場合には、たまにカルシウムが多い食材や骨、またはサプリメントをあげればいいのです。
- 骨
- 小魚
- 桜エビ
- 乳製品
このブログで常備をすすめている、ヤギミルクもカルシウムがふくまれます。
でも、サプリメントは一つあると便利。
うちではこれを使っています。
ちょびっとしか使わないので、めちゃくちゃもちます!
いいイメージはないけど、超絶大切な「マグネシウム」
猫と暮らしている人は尿路結石予防の「低マグネシウム」フードを知っていますよね?
そのためになんとなくマグネシウムが多いのは良くない、ってイメージがあるかもしれません。
しかし、
マグネシウムは生命を維持する上で非常に重要なミネラルです。
生命を維持するうえで!ですよ!
ストルバイト結石の成分にマグネシウムがあるから、マグネシウムをへらしましょう、って本当に安直、というかバカ。
- マグネシウムがあろうが、尿が酸性ならばストルバイト結石はできません。
マグネシウムの重要性は、わたしが実感しているのでほんとうに大切なこと。
人間のばあいは「経皮吸収」といって、肌から吸収するのがラクで効率がいいのですが猫ではできない( ˘•ω•˘ )
参考記事
マグネシウムは、「生きるためのエネルギー(ATP)」を作るのに欠かせません。
エネルギーがなければ、何も始まりません。
身体の修復だってじゅうぶんにできないし、免疫だって低下してしまう。
マグネシウムはめちゃくちゃ大事!
人間のばあい、ミネラル分を含まない「食塩」を使いだしたのもミネラル不足の一因。
マグネシウムの大切さを痛感したわたしは、猫もそうかもしれないと2021年からマグネシウム含有量の多い塩「ぬちまーす」とにがりを猫にあげています。
まあうちは元々手作りで毛並みもきれいだからよくわからないけど、Twitterではぬちまーすやにがりをあげ始めたら毛がきれいになった!って人はいましたよ。
にがりはほぼ毎日あげているよ。
健康であれば基本多すぎたら出ていくだけなので、心配する必要はありません。
猫に塩が必要なの?って思う人もいるかもしれませんが、塩は生命の源。
もちろん猫にも必要です。
獲物の血液には塩分が含まれているでしょ。
丸ごと食べるんだから、血液も一緒に食べているので塩はとるのが普通なのです。
最も重要な微量元素のひとつ「亜鉛」
亜鉛はミネラルの中でも特に重要なものの一つ。
亜鉛は牛肉やレバー、魚などに含まれますが、猫が食べられる含有量の多い食品は限定されています。
- 牛肉
- レバー
- サバなどの魚
だから、サプリメントを持っておいた方がいい。
特に亜鉛は正常な免疫において重要なので、何かしらの病気がある場合は定期的にあげましょう。
亜鉛はいろんな形態があり、形態により吸収率が変わってきます。
わたしは吸収もよく安価な「ピコリン酸亜鉛」を今のところ使っています。
猫どうよう、人間も亜鉛は不足していますよ。
わたしも猫と同じものを飲んでいます
「鉄」がなければ生物は生きていけない
鉄もとても重要なミネラル。
鉄は赤血球の成分に必須で、赤血球が酸素を運んでくれるから内臓や各細胞は元気でいられるのです。
わたし「はたらく細胞」が大好きなんですが、主役の赤血球ちゃんはいつもいつも酸素を運んでくれているんです。
Amazonプライム
「はたらく細胞」は身体の基本的なことを学ぶのに、まじでおすすめです!
で、鉄といったらレバーです。
肝臓は解毒器官なので、スーパーで売っているレバーはやめた方がいいかな。
わたしは基本とり農園のレバーを使っているのですが、量が多いので、最近は他のものも使っています。
帝塚山ハウンドカムのレバー入りの鶏むね肉をたまにあげたり。
\Amazon以外なら、初回は送料無料!/
初回が送料無料だから頼んでみたら、うちの子はペロッと食べてくれましたよ!
1つが42gの小分けになっているので、1食分としてもちょうどよくて本当に便利!
帝塚山ハウンドカムには他にも鹿肉などあるので、また試してみようかなと思いました。
こういったおやつもいいですよね。
手作りご飯だと単調になるので、こういったもので変化をつけてもいいですね。
飲み水にミネラルを足す方法もある
ミネラルのばあい、液体になっているものも多いので、飲み水に足すのもひとつの方法です。
マグネシウムのところで紹介したにがりは、マグネシウム以外のミネラルも含みます。
にがりを水に入れておくのもいい!
にがりよりもミネラルの種類の多い液体を利用するのもおすすめ。
わたしは病気になった猫や高齢の猫には、にがりだけでなくこちらも利用します。
たとえば、こういうの。
にがりよりも断然ミネラルの種類が多く、量も多かったりする。
この「Trace Menerals」の商品は、信頼できるのでおすすめです。
わたしはフルボ酸を利用することもあります。
フルボ酸については、下記の記事で紹介しています。
まとめ
キャットフードをあげていても、ぬちまーすとにがりは少量・たまにでもあげてみるといいかもしれません。
亜鉛も確実に足りないでしょう。
ドライフードに入っている亜鉛なんて吸収のわるい亜鉛だろうからね。
関連記事
ビタミンとミネラル、だいたいのあげるものさえわかれば猫の手作りご飯なんてすっごく簡単です!
ビタミン補給に使える食材やサプリメントも見てみてね。
カルシウム補給に
マグネシウムなどミネラル補給に
亜鉛の多い食材は少ないからサプリがあると安心
鉄分補給はレバーがおすすめ
「すべての猫の幸せのために」をモットーに日々発信しています。
サイト運営を続けるための支援をお願いします。
役に立った!参考になった、という方は、サポートしてくださるとめっちゃ喜びます!
\メッセージはここから!/
コメント