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抗生物質ばかり処方する獣医には気をつけろ【無知では猫を守れない】

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抗生物質ばかり処方する獣医には要注意

動物病院で抗生物質を出されることがありますよね?

その時に腸内細菌に関する説明はありましたか?

抗生物質は本当によく使われる薬剤です。

しかし、知識なくやみくもに使っていては猫の健康が守れません。

抗生物質は、腸内の有用菌も殺してしまうからです。

腸内の有用菌がへれば、免疫力もおち、補わなければ少ないままが何年つづくかわからない。

腸内の善玉菌が少なかったら、健康は守れません。

この記事でわかること
  • 抗生物質の身体への影響について
  • 抗生物質を処方された時に注意すること
かなえ

賢い飼い主になろう!

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*2020年11月の記事を加筆・修正して再アップ。

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抗生物質とはどういう薬剤か

まず、抗生物質とはどういった薬剤かご存じですか?

抗生物質とは
  • 抗生物質とは、他の微生物(病原菌など)の発育・繁殖をおさえる物質。

抗生物質のターゲットは、細菌のみ。

抗生物質はウイルスには効果がありません。

もちろん獣医も知っています。

そして、抗生物質は単一の細菌だけを標的にすることはできません。

ほとんどの抗生物質は、広範囲の細菌種を殺す「広域抗生物質

そう

皆殺し!

抗生物質は皆殺し

猫たちの身体にとって有益な菌も殺してしまいます。

まじで、皆殺し。

テロですよ、テロ。無差別テロ。

  • できるだけ有害な菌が殺せるといいね!まあ、駆除するためなら犠牲は仕方ないよね!

っていう考えです。

この考え方、抗がん剤も同じですからね。

抗がん剤だってがん細胞だけを標的にするなんて芸当はできません。

がん細胞が殺せるといいね!持ちこたえるか否かはあなたの免疫次第ね!

っていう考えですから。

抗生物質は腸内の有用菌も殺す

この「皆殺し」が抗生物質の一番のデメリットです。

本当にね、いざという時には頼りになる薬剤です。

でも「念のため」「とりあえず」で使うものではない。

  • 念のため
  • とりあえず

で使う獣医がほとんどでしょう。

「分からない」なんて言えないし、様子見でそのまま返したらたいした利益にならないからね!

さらに、「広域抗生物質」がきく範囲は広いので、細菌の特定をしなくていいから獣医はラクなのです。

抗生物質は「腸内細菌の数をへらす」というより、構成を変えてしまいます。

悪玉菌優位の腸内環境にしてしまう、ということ。

人間の研究で得られたもので、猫の場合はもしかしたら違う可能性もないとは言えないことを念頭に置いてください。

こちらの本を参考にしました。

でも、有用菌がへることに変わりはない。代わりに他の菌が増えている。

腸内細菌の組成が変わることは、アレルギーとも関係しています。

犬で多いアレルギーも関係あるかもしれません。

犬の方が猫より動物病院に行く回数も多いし、抗生物質を投与される回数もきっと多いよね。

抗生物質の多用がよくない理由

獣医と犬猫

抗生物質の多用がなぜ悪いか。

  • 腸内細菌を殺す
  • 耐性菌が出現する

抗生物質の多用は、腸内細菌への影響だけでない。

  • 耐性菌の出現

これが個体にとっても社会にとっても大問題。

細菌は適応力がすごいので、薬にさらされるほどその薬に対して耐性を持つようになります。

細菌 vs 抗生物質

の戦いです。

細菌

そっちがそうくるなら、こっちも強くなるぞ~!

ええ、こうなります。

そりゃ、そうでしょう。あっちだって生き残るのに必死ですから。

例え細菌に打ち勝つ抗生物質を作っても、いたちごっこなので同じです。

もっと強い細菌が出るだけです。

そして

  • 強い抗生物質には強い副作用もつきもの。

その細菌を殺せても、他の所が不調になっちゃ、元も子もない。

耐性菌は、人間社会での大問題です。

医師も獣医も一緒だから、医師も抗生物質を多用してますからね。

何年後かには抗生物質が効く時代は終わる、って言っている人もいるしね。

その抗生物質は本当に必要ですか?

明らかな細菌感染が認められていないにも関わらず、動物病院で抗生物質を処方されたら聞いてみてください。

  • この抗生物質は何のためですか?

「念のため」って言われたらまじで断ってください!

医師や獣医は「二次感染の可能性があるから」ってよく言います。

ええ、そしたらその感染の可能性がどれくらいなのか、それは抗生物質のデメリットを凌駕するほどのものなのか聞いてみたらいい。

まあわたしはガンガン聞くんで、たいがいの獣医から嫌がられます。納得できるように論理的な説明ができる人はほぼいません。

それか、処方されてもあげないか。

あと処方を認めるなら、

  • 薬剤名は必ず聞いてください。

聞けません、って人がたまにいるけど、そんなんじゃ猫を守れません。あなたが強くならなければ、猫は守れない。

抗生物質っていうのは色んな種類があります。

種類によってその個体に効きやすい効きにくいとかあるんです。

薬剤名を聞けば、ネットで副作用とか調べられるでしょ。

病院での処方ではだいたい「作用」しか説明しない。

でも薬剤には「副作用」がつきものだからね。

かなえ

薬の副作用を聞くとまじであげたくなくなりますよ。

抗生物質の代わりに「オリーブリーフ」を使う

抗生物質は、デメリットが多すぎるので、あまり使いたくない。

でも、何かの感染が疑われるなら「オリーブリーフ」というハーブを使うのもひとつの方法です。

オリーブリーフには

  • 抗菌作用
  • 抗ウィルス作用

これらの効果があります。

かなえ

抗生物質のように有用菌は殺さないのが、すごいところ!

わたしは自分自身が使ったことがあり、効果を感じたのでおすすめです。

抗生物質をあげるなら、有用菌の補充も忘れずに。

どうしても抗生物質をあげる必要があるなら、へってしまった有用菌を補ってあげてください。

何を補うかは、その個体によって年齢によっても違うのでとりあえず気になったものをあげてみて様子を見るしかない。

腸内細菌って本当個体それぞれなんですよ。

猫の場合は、人間とは違い乳酸菌の一種である「腸球菌(エンテロコッカス属)」が重要だっていう研究があります。

そして、腸球菌は高齢になると減少するよう。

その研究では、エンテロコッカス属の何かまでは言ってなかったけどね。

それを知ってから、試してみたこちらの乳酸菌。

こちらは、「エンテロコッカス・フェカリス」が含有されています。

以前腎不全の猫に使ったときも効果は感じなかったけど、もう一回試してみてもいまいちでしたね。

かなえ

手作りご飯の猫にはいまいちなのかも。

他のおすすめの乳酸菌は下記の記事で解説しているので、参考にしてください。

腎不全の猫に、と書いてますが、どんな猫にもおすすめです。

とりあえず、どこの薬局でもたいがい売っているビオフェルミンビオスリーでもいいので、あげてみてください。

粒じゃなくて、粉末の方ね!

ビオスリー

また「ミヤリサンアイジ」もおすすめです。

まとめ

かなえ的まとめ

抗生物質の多用による耐性菌の出現は、社会にとって大問題です。

抗生物質はいざという時のみ使うもの。

耐性菌がでて、どんな抗生物質もきかなくなることの方が怖いことになりますから。

今回のおすすめ

腸内細菌の大切さがわかります

微生物がいなければ、猫は健康でいられません。

微生物を軽んじたせいで不調になっているかもしれません。

こちらの記事も参考に。

おすすめの乳酸菌

ビオスリー
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