猫の手作りご飯歴15年のかなえです!
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歯周病と慢性腎不全の関係。歯周病は慢性腎不全のリスクを高める【歯磨きは絶対した方がいい】
この記事では、歯周病と慢性腎不全の関係を紹介します。
アメリカで行われた大規模な実験で、歯周病が慢性腎不全のリスクを高める要因であることが判明しました。
歯周病もステージがすすむほど、慢性腎不全になりやすい。
また、歯周病がすすむと全身麻酔をしてクリーニングをすることもあるでしょうが、それも慢性腎不全の発症リスクを高めます。
一回きれいにしても、歯磨きをしなければまた歯石はつき、炎症が起こる可能性はあります。
歯磨きはすべての猫に必須なケアです。
デンタルケアに特化したフードやサプリではダメでしょう。物理的な歯磨きが必須と思われます。
- 猫の多頭飼い歴25年
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- ホリスティックケアカウンセラー
- 元ホメオパス
歯周病は慢性腎不全のリスクをあげる
アメリカのBanfield Pet Hospitalを中心としたチームが、2002年から2013年まで行った実験です。
その実験のなかで、慢性腎不全の発症リスクを高めるものが明らかになりました。
歯周病はステージがあがるほど、慢性腎不全のリスクもあがります。
全身麻酔は、歯のクリーニングのためにしている猫が多かったので、結局は「歯周病」です。
全身麻酔は、腎臓への血流が低下するので、それが慢性腎不全発症のきっかけにもなるようです。
歯周病はステージ3と4が慢性腎不全のリスクが高いのですが、それは以下の症状です。
- 歯周ポケットがある
- 歯肉からの出血
- 露出した歯根
- 歯の喪失
- 重度の口臭
歯磨きをしないと、簡単にステージは進みそうですね。
わたしが猫に行っている歯磨きの方法
わたしが猫に行っている歯磨きの基本は、須崎動物病院方式です。
- クマ笹エキスで殺菌
- その後乳酸菌パウダーをぬる
以前は須崎動物病院のホームページに歯磨きのやり方がのっている気がしたのですが、みつかりませんでした。
須崎方式で歯磨きを行っている飼い主さんのブログがあったので、はっておきます。
本来はマウスリセットや消えミストという商品も使うようですが、わたしは植物の混合エキスは好きではないので使いません。
クマ笹エキスは、他のものでもいいと思います。
ただ、須崎動物病院のものは低温圧搾なので安心です。
10mlで3,400円なので、高く思えますが、1回に使うのは1滴くらいなのでそんなにへりません。
乳酸菌パウダーは、歯周病にいい菌を配合しているようですが、内容は明らかにされていません。
企業秘密なのでしょうけど、わたしはそういうのは好きじゃないので乳酸菌パウダーは使ったり使わなかったりです。
アイハーブで買っている乳酸菌があるときは、それを使ったりしています。
また、口をきれいにするのに「きえ〜る」も使っています。
マウスリセットなどの植物混合エキスよりは、わたしはきえ〜るの方が信頼できるので。
商品はともかく、「殺菌してからよい菌を入れる」という方法は賛成です。
毎日の歯磨きは大変だけど、後悔することはない
毎日の歯磨きは習慣になるまでは大変です。
わたしもものすごく疲れた日などは、やっていません。
だけど、歯磨きをやって後悔することは絶対にないでしょう。
磨かなくても、塗るだけでも十分です。
人間のように歯ブラシを使って猫の歯磨きをしている方もいますが、そこまでする必要はありません。
ただ
- 歯磨きをせず、食べるだけでいい商品は意味がない
歯周病になってから後悔しても遅いのです。
うちの猫もけっこうひどい歯周病になりました。
同じ年の兄弟猫はなんともないのに、この子だけひどいです。
歯磨きだけでなく、身体の状態も関係あるでしょう。
たまにしかやっていなかったので、もっとちゃんとやっておけばと後悔しています。
だから、いま歯肉がなんともないなら、いますぐ始めることをおすすめします。
絶対後悔しません!
まとめ
人間のほうでは、歯周病はいろいろな悪影響を及ぼすことがわかっています。
猫でも腎不全以外にもあるかもしれません。
どう考えても、歯磨きはメリットしかありません。
全身麻酔のリスクを考えると、本当に普段からの歯磨きが大切になります。
頑張りましょう!
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