
猫の手作りご飯歴14年のかなえです!
猫の手作りご飯は誰でもできます。わかりやすいように解説しています。
猫の手作りご飯歴14年のかなえです!
猫の手作りご飯は誰でもできます。わかりやすいように解説しています。
猫は「膀胱炎」や「尿路結石」など尿の病気になりやすい性質があります。
ただでさえなりやすいのに、それに拍車をかけているのは「ドライフード」
水分が十分にあれば、結晶や結石を洗い流すことができます。
療法食のドライフードを食べることではなく、ドライフードをやめることが膀胱炎の一番の治療なのです。
膀胱炎や尿路結石は猫に苦しみを与えます。
ご飯ひとつでその苦しみが取り除けるなら、簡単だと思いませんか?
この記事では
を紹介します。
手作りご飯は完全じゃなくても大丈夫です。
とにかく、ドライフードをやめることが膀胱炎の一番の治療です!
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猫は乾燥した砂漠地域の出身なので、水をがぶがぶ飲んでたくさん尿を出す、という習性はありません。
飲める水が少なくても大丈夫なように、尿を濃くし、体外に出す分を少なくするような身体の特徴が猫にはあるのです。
たくさん飲んで、じゃんじゃん尿を出せるなら洗い流すことができる。
手作りご飯なら水分がたっぷりなため、洗い流される可能性が非常に高い。
元々水をあまり飲まない習性の猫に、ドライフードをあげてさらに水分を少なくしていることが大問題。
ドライフードをあげることが、猫を尿の病気にしていると言っても過言ではありません。
猫の膀胱と尿道の病気を総称して「下部尿路疾患」(英語ではFLUTD)と呼びます。
主に膀胱炎と尿路結石ですね。
下部尿路疾患では、こんな症状がでます。
これらは通常、膀胱に炎症が起きたり、尿路に結晶や結石ができたりして起こります。
しかし、尿を濃縮する猫でも「尿のph」が正常なら特に問題はおきません。
尿が「弱酸性」であれば、結晶があっても問題はない。
尿がアルカリに傾くことで、結石ができやすくなるのです。
尿がアルカリに傾く一番の原因は「植物性タンパク質の多いドライフード」
これです。
▼ この本も参考になります。
猫が慢性腎不全になる前に読んでほしい本『猫の腎臓病がわかる本』
結石にも種類があり、猫で最も多いのが
ストルバイト結石は、アンモニウム・マグネシウム・リン酸塩が尿中で結晶化したもの。
この結石の成分として「マグネシウム」があるから、マグネシウムをへらしましょう、というのが療法食の考えです。
ええ、よく考えると本当にアホなのかと思うくらい短絡的な発想です。
マグネシウムは身体にとって、とてもとても大切なミネラルです。
マグネシウムがなければ生きていくためのエネルギーが作れない。
マグネシウムが不足すると、老化が加速すると言われている。
たとえ尿中にマグネシウムがあったとしても、尿のphが酸性なら問題はないのです。
おおまかにですが、食材によってペーハーは変わる。
安いドライフードは、基本的に動物性タンパク質が少ない。
尿がアルカリに傾きやすいことに加えて、水がないので洗い流すこともできない。
尿路結石の療法食ほど、意味がないどころか害悪なものはない・・・
結局、難しいことがわからなくても、結石予防には手作りご飯が一番なんですよ。
水分が豊富なため、結晶ができても洗い流してくれる。
お肉を食べることによって、尿が酸性に傾くので結晶ができても問題ない。
手作りご飯が不安なら、ウェットフードにお肉を入れるだけでも症状は改善されるでしょう。
とにかく
尿路結石予防には、この2つが大切なのです。
結石予防において、ドライフードは最もよくないんですが
先ほど尿がアルカリに傾くことによって、結石が形成されやすくなるって書きました。
食後は、尿がアルカリに傾きます。
また、何回も食べることは、消化器にも負担をかけるし、腎臓にも負担をかける。
まあ膀胱炎とか関係なく、猫にとってドライフードは最悪です。
結石ができてしまっても、体外に排泄させるなり、薬か何かしらで溶かせばいいんですが、オスの場合は注意が必要。
最悪の場合、死に至ります。
わたしは20年以上前、まだ手作りご飯も何も知らない頃にオス猫を尿道閉塞による尿毒症で亡くしました。
3~4歳だったと思います。
結石が詰まって、尿道閉塞になると尿が排泄できなくなり、尿毒症を引き起こします。
24~48時間、尿が排泄されないと尿毒症によって死に至る可能性は大きい。
緊急を要するので、頻尿になったらちゃんと時間を見ておいた方がいいです。
特に24時間以上おしっこをしていなくて嘔吐したら、一刻も早く動物病院に連れていってください。
オス猫を飼っていて、結石の経験があるなら、念のため一番近い夜間動物病院を調べておいた方がいいですよ。
膀胱炎の場合、猫で一番多いのが
なんです。
膀胱に細菌がいるわけではないのに、膀胱炎の症状を示しているのです。
これは人にもある「間質性膀胱炎」と似ています。
ちなみに、間質性膀胱炎は女性に多い。
この特発性膀胱炎の原因と言われているのが
ストレス!
猫は環境の変化に弱い生き物です。
猫にとってのストレスの例
まあ、いろいろありますよ!
現代では、香害や電磁波の影響など猫にとってのストレスは多岐にわたります。
もちろん、飼い主も猫のストレス源になることを忘れないでくださいね。
猫は人の感情に敏感なので、不機嫌だったり負のオーラをまき散らしている人の影響を受けます。
食事を変えることと共に、何がストレスかな?も考えてあげてください。
膀胱炎のケアも結石と基本同じです。
一般的な膀胱炎には「クランベリー」が有効です。
クランベリーに含まれる『キナ酸』は尿を酸性にする働きがあるため、細菌の増殖を抑える効果がある。
尿を調べない限り、細菌性なのか特発性なのかはわからないので、とりあえずあげてみるのはいいのではないでしょうか。
クランベリーでおすすめできる商品がこちら。
オーガニック栽培のクランベリーのみを使用
エクレクティックは、ハーブの品質もよく、信頼できるメーカーです。
レビューを見ると、女性で膀胱炎が再発しないと言っている人が多いので、猫の特発性膀胱炎にも効果ありそうですね。
ペット用では、こちらも良さそう。
有用成分
コーンシルク、クランベリー、ウワウルシ、レッドラズベリーリーフ、マーシュマロウルート、ジュニパーベリー
「ナウペッツ」は、サプリメントでは一番有名といっていい「ナウフーズ」のペット用サプリメントです。
ナウフーズの人間用サプリと同じ基準の品質なので、その点は安心。
ただ、見たところ粒が少し大きい(1,5cmくらい)ので、乳鉢とかでつぶすとあげやすいですね。
結局やっぱりごはんは、手作りご飯かウェットと手作りの半々とかがいいですよ。
尿路疾患は、ごはんを変えればいいだけなので、こんな簡単なことはないです。
特発性膀胱炎の場合は、それだけではないかもしれないけどね。
毎日するおしっこで、痛みがあるなんて本当にかわいそう。
とにかく、ドライフードをやめることです!
手作りご飯に興味を持ってくれた人に、「手作りご飯完全ガイド」をおススメします。
手作りご飯歴14年のわたしが、なるべくわかりやすいようにまとめました。
ぜひ見てみてね♪
猫の手作りご飯のやり方に関する記事は以下にまとめてあります。
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