
猫の手作りご飯歴14年のかなえです!
猫の手作りご飯は誰でもできます。わかりやすいように解説しています。
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魚が入ったキャットフードをあげていませんか?
魚ってなんとなく身体に良さそうなイメージがありますが、ドライフードにおいては、いいことありません。
キャットフードにおいては、肉の汚染もひどいけど、とにかく酸化した脂はよくない!
酸化した食べ物を食べるということは、その個体の酸化も進む。老化もすすむ。
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*2021年9月の記事を加筆・修正して再アップ。
魚は傷みやすい
これは、主婦の方はもちろん多くの人がわかっていますよね。
ちなみに「酸化」とは
これらによって進んでいきます。
ドライフードはどれも当てはまりますね。
特に「光にあたる」は、商品によって大きな差がある部分。
輸送中の管理は、よほどのプレミアムフードでないとずさんである可能性が大きい。
そして、プレミアムフードの多くは外国産ですよね。
恐らく船便で来るだろうけど、その間たとえ温度管理されていたとしても、日本に着いたら温度管理なんてされてないはず!
フードメーカーは魚や粗悪な原材料が酸化しやすいなんて知っている。
酸化するとにおいが変わって気づかれてしまうし、酸化したものを食べてしまったら、猫が吐いたり下痢をしてしまう。
そうなると、「このフードはよくないな」って思われて買ってもらえない。
最悪それが口コミになって売り上げが下がる。
だから、メーカーは酸化防止剤の害よりも「酸化しないこと」を重要視します。
ガンにしろ、細胞やDNAの損傷にしろ、すぐには影響が出てこない。
これはペットフードに限らず人間のものでもそうだけど、すぐどうこうなると、「原因はあれかな?」って特定されやすいでしょ。
しかし、少しずつむしばんでいく系のものはどれが原因かなんて特定できない。
魚の酸化による影響も、香害も多すぎる穀類の害も、わかりにくく
私はさとうみつろうさんの発信が好きで、すごく共感できるのですが、ある記事に狂牛病のことが書いてあってびっくりしました。
以下引用。
昔、アメリカで狂牛病が発生した時、狂牛病の牛肉を食べると、人間にBSEが感染するという事で、一時、ハンバーガ会社が発売をストップしたのを覚えてますか?
アメリカは訴訟社会ですから、責任問題を追及されたら、倒産してしまいます。
ところが、しばらくすると発売を再開。
再開した理由を、とある週刊誌が書いていた。
「発病するまでに時間がかかるので、どの会社でいつ食べた牛肉が原因だか、特定できない(バレない)から。」と。
人間の食品ですら、この考え方ですよ。いや~、まじでクソですね。
でも、多くのメーカーや獣医はそういう考えです。
薬だって副作用があるけど、本来ある症状なのか副作用として出た症状なのかって素人目にはわかりにくい。
たとえ飼い主さんに聞かれても、知識があればたくみな言葉でどうとでも言えるんですよ。
もちろん肉でも生ものは腐りますが、魚に含まれる「脂」が酸化を促進しています。
脂質は構造のちがいにより、以下の3つにわけられます。
脂肪酸の種類 | 含まれる食品 | |
飽和脂肪酸 | ラウリル酸・ステアリン酸など | 動物性脂肪・ココナッツ油など |
一価不飽和脂肪酸 | オレイン酸など | オリーブオイル |
多価不飽和脂肪酸 | リノール酸・α-リノレン酸・DHAなど | べにばな油・えごま油・青魚など |
飽和脂肪酸がもっとも酸化しにくい脂です。
肉の脂やバターなどは健康に悪いイメージがありますが、肉食動物の猫にとってはとても重要な脂です。
わたしがよくおススメするギーも飽和脂肪酸。
このギーは、グラスフェッドといって牧草しか食べていない牛から作られているから本当優秀!
慢性腎不全時のカロリー補給にも役立ちます。
表の下にいけばいくほど酸化しやすく、多価不飽和脂肪酸がもっとも酸化しやすい。
多価不飽和脂肪酸は、構造によってさらに以下の2つにわけられます。
オメガ6よりもオメガ3の方が酸化しやすい。
そう!
オメガ3脂肪酸はもっとも酸化しやすい脂である
そして脂肪が多い魚ほど酸化しやすい。
サバやイワシ、アジなどの青魚ですね。
逆にタラなどの白身魚は脂が少ないため、酸化はしにくい。
慢性腎不全に対応するためのフードを作るのに、タラを使うのは理解はできる。
腎不全時には、リンを下げることは有効なので、動物性タンパク質でリンが少なめって言ったら「タラ」だからです。
酸化された脂は「過酸化脂質」と呼ばれます。
この過酸化脂質が、身体の中で悪影響を及ぼす。
簡単にいうと、酸化した食べ物を食べると、体内でも酸化が起きるって感じです。
もちろん体内では酸化を防止する機能(抗酸化)もあるので、少しくらいではそこまで影響はないでしょう。
しかし!
現代に生きる動物はただでさえストレスが多く、活性酸素も発生しやすい状況。
酸化が、酸化を防止する機能を上回るなんて普通に想像できる。
過酸化脂質は細胞をきずつけ、機能低下をまねいたり、ガンの原因にもなります。
これが腎臓でおこったらどうなると思いますか?
腎臓というのは、「細い血管の集まり」です。
過酸化脂質が付着することにより、血液の通り道はせまくなり、血流が悪くなる。
過酸化脂質がくっつくことで血管の弾力も悪くなる。
これらが続けば、腎臓を構成しているネフロンがどんどん機能を失い、
およそ70%のネフロンが機能しなくなると、慢性腎不全の症状が出てきます。
魚いりにかぎらず、ドライフードというものは基本酸化している。
ドライフードをあげることが、慢性腎不全の一因。
だから、ドライフードはあげないで!っていつも言ってるの
穀類を含まないものでも、ドライフードは結局ドライフードです。
むしろプレミアムフードといわれるものの方が、やさしい酸化防止剤を使っているので、過酸化脂質は多いかもしれない。
魚、特に大型の魚は地球上で汚染度が高い。
魚は、水銀などの重金属に汚染されています。
海は水銀以外にもさまざまなもので汚染されている。
肉に関しても、ペットフードに使われているものは、本当に汚染がひどいけどね!
海の汚染は、食物連鎖により大型の魚ほどひどく、まぐろは最悪だよね。
まぐろは、特に汚染のひどい魚。
ウェットフードなんてほとんどまぐろでしょ。
ドライフードがダメなら、ウェットフードですね、ってわけにはいかない。
「ささみ」ならまだいい。
でもささみのウェットフードだけで健康を保つのは難しいよ。
それなら、普通に手作り食にウェットフード混ぜればいいやん。
余談ですが、水銀の体内残留量は日本人が圧倒的に多いそうですよ。
なんか日本人ってバカみたいにまぐろが好きじゃないですか?
私はまぐろはほとんど食べない。食べてもたまのツナくらいかな。
ちゃんと情報を得ることは、猫の健康にかぎらず飼い主さんの健康にもつながります。
魚が入ったキャットフードをさけた方がいい理由。
猫はやっぱり肉食動物です。
小さめの魚を買ってきてあげるならまだしも、魚いりのフードは本当こわいと思う。
いろいろあるから、結局何をあげればいいのかわからない!だから、手作りなの!
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コメント
コメント一覧 (1件)
飼い主さんも元気でないと猫と楽しく過ごせませんからね。
ご自身の健康も大切になさってください♪