猫の手作りご飯歴15年のかなえです!
猫の手作りご飯は誰でもできます。わかりやすいように解説しています。
子猫は誤食に要注意!命の危険もある誤食に注意しよう【実体験を解説】
子猫や好奇心のある猫は、なんでも口に入れてしまいがち。
そのため、食べてしまわないように物の出しっぱなしなどに注意する必要があります。
この記事では、うちの子が子猫のときに起こった誤食について紹介しています。
吐いたり、うんちとして出てこなければ開腹手術になる可能性もある。
子猫や好奇心・食い意地のある猫は特に要注意です
- 猫の多頭飼い歴25年
- 手作りご飯歴15年
- ホリスティックケアカウンセラー
- 元ホメオパス
*2018年8月の記事を加筆・修正して再アップ。」
誤食事件は、猫じゃらしを食べたことから始まった
写真右側の猫が男の子で、今回誤食をしてしまった超本人。
食べてしまったのは、よくホームセンターなどでも売っているこの猫じゃらし。
この猫じゃらしの先っぽの部分の半分くらいがさっきまであったのに、ない!
どこ探してもなかった・・・
かみちぎった跡もあったので、確実に食べたな、と思いました。
数日後ぶっとい便が出てきたので、私は猫じゃらしが出てきたと思い安心してしまった。
この時便をかきわけて、本当に猫じゃらしがあるかを確認しなかったのが、わたしの最大の落ち度です。
ああ、ほんとうわたしバカ
誤食による体調不良は嘔吐から
それから数日後、ある朝食べたごはんを20分くらいで全部吐きました。
わたしが4~5時間ほど外出し、帰ってくると透明な胃液が何か所にもある。
さらに、お水がめっちゃへっていた。
この日の時点ではそこまで元気がないという感じではなかった。
しかし、その日の夕食は全く食べず。
このときには猫じゃらしのことなんて考えもしていませんでした
次の日もごはんを食べない
次の日の朝もお肉は食べず、スープだけ飲んだ感じです。
5時間後くらいに帰ってくると、またもや透明な胃液のみが何か所にもありました。
ごはんを食べないことは、そんなに重要視していません。
胃腸の調子が悪くて、自ら絶食することは肉食動物ではよくあること。
ただ、食べないのはいいけど、脱水が心配です。
そのため、その時はヤギミルクをあげました。
ヤギミルクは常備すべし!
ちょっと話はそれますが、猫飼いさんなら、いざという時のためにヤギミルクは常備すべし!
いまはこちらの商品を愛用。
お湯に溶かしてあげるのですが、こちらはお湯にもよく溶けます。
- ヤギミルクは、牛乳よりも栄養価に優れ、消化吸収がしやすいのが特徴
ヤギミルクはすばやく消化され、エネルギーになるのが早い。
わたしは今まで食欲不振の猫にはたいていあげてきました。
風味も良くてほとんどの猫が好きだし、食欲不振の時にエネルギーになってくれるのはありがたい。
病気の時とか、腎不全で食欲がないという時に役立ちます。
いざという時三種の神器に入れてもいいくらいおすすめ!
こちらで詳しく解説しています。
食欲不振がつづき、病院へ
食欲がなくなって、2日目。
動き回ることもなく、じっとしていて、目力がなかったので、動物病院へ連れていきました。
季節の変わり目で胃酸が出すぎで吐いているのだろう、との診断。
点滴に胃酸を抑える薬などを入れ、皮下点滴。
3週間前に去勢手術をしたから、その影響もあるのかなと思いました。
でも、体重が3週間前に比べて500gも減っていた。
成長期で、3kgちょっとの500gは大きいです
猫じゃらしを食べちゃったことも言ったけど、食べてから1週間近くたっていて体内にあるとは考えられない、との見解でした。
病院へ行った翌朝。
いつもの1/4くらいのごはんを食べ、吐かないぞ、と思った矢先。
夕方に大量の透明な胃液を吐きました。
病気の猫をたくさん介護してきて、色んな経験もしてきたけど、これはこのままではいかんと判断。
実はわたしは昔からホメオパシーを愛用しており、うちの猫たちもホメオパスさんにお世話になってます。
結局ホメオパスさんに連絡し、レメディーを処方してもらうことになりました。
やっぱりホメオパシーはすごい!
普段はすぐゴロゴロいう子が調子悪い時はまったくいわず、でしたが、レメディーをあげてから久しぶりにゴロゴロいい、伸びもしたんです。
そして、毛づくろいも!
これはぜひ覚えておいてほしいのですが、
猫は調子が悪いと、伸びや毛づくろいはしません。
これらをしたら、体調が良くなってきた証拠。
いや~、久しぶりに安心しましたよ。
便と一緒に猫じゃらしが出てきた!
結局レメディーを前の晩、朝、昼、と3回あげた後のことです。
猫じゃらしが出てきた!
便と一緒に、というか、ずっと食べてないから、便はなく、便色の猫じゃらしが出てきました!
ずっと体内にあって出そう出そうと最初の内はあんなに吐いていたんでしょう
ずっと体内に猫じゃらしがあって、栄養吸収ができなかったこともあり、体重がへっていたんですね。
子猫は何を食べるか分からないので注意が必要
今回は結局出てきたから良かったけど、最悪開腹手術になっていた可能性だってあります。
猫が誤食しやすいものはこちら。
- ひも、ゴム、輪ゴム
- リボン、糸
- 髪の毛
- 猫じゃらしなどのおもちゃ
- ティッシュやトイレットペーパー
- 食品を包んでいたラップやビニール
誤食は、1歳くらいまでの子猫に多いそうです。
こういったものを床などに放置しないことが大切。
- 十分遊んであげることで満足感が得られれば、誤食もへるそう
やっぱり子猫は遊んであげることが必要ですね。
また、好奇心の多い猫や食い意地のはっている猫も食べ物じゃないものを口にすることが多い気がします。
危ないものは、出しっぱなしにしないのが正解ですね。
猫が誤食をしてしまったら
猫が誤食をしたのを確実に目撃したなら、早急に動物病院へ行き吐かせてもらいましょう。
薬で吐かせることは可能ですが、本当に吐くかどうかはやってみないと分からない。
異物が奥へいけばいくほど、処置は大変になります。
猫の体への負担も大きくなるし、金銭的負担も大きくなります。
誤食を防ぐよう、気を付ける方がよっぽどいいです。
まとめ
今回はホメオパシーのおかげで、無事に便から出てきたので本当に良かったです。
とにもかくにも、猫が口に入れることができるサイズのものは安易に出しておかないことがベストです!
「すべての猫の幸せのために」をモットーに日々発信しています。
サイト運営を続けるための支援をお願いします。
役に立った!参考になった、という方は、サポートしてくださるとめっちゃ喜びます!
\メッセージはここから!/
コメント