かなえ

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愛猫がリンパ腫でした。症状から確定にいたるまで【慢性嘔吐は要注意】

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愛猫がリンパ腫と確定されるまで

この記事ではうちの猫がリンパ腫と確定されるまでの経緯をご紹介します。

猫が何かの病気にかかった時というのは、飼い主さんのブログが本当に役にたった経験があります。

ですから、わたしも誰かの参考になるようになるべく残しておこうと思います。

ちなみに、うちの猫は7歳です。

一緒に暮らし始めたのが、2カ月くらいの時。

その時からずっと手作りご飯です。

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猫の慢性嘔吐は、放置してはいけない

うちの猫

うちの猫、あんずです。

うちの子の場合、すごく悪かった時以外

  • 症状はほぼ「嘔吐」のみでした。

本当に症状としては、夜中や朝方の嘔吐だけだったのです。

2024年の2月頃から嘔吐が増えてきました。

2月の時点での血液検査は「白血球が高い」だけ。

白血球が高いのは、歯茎に炎症があるためだと思い、特に治療はしなかった。

かなえ

いま思えば、白血球の高さと嘔吐は関係ないだろ~と言ってやりたい

そのあと、家でのケアはいろいろしましたが、嘔吐はへるどころか増えていきました。

2024年5月に食欲にムラが出てきたので、再度病院へ。

このときはじめて「SAA」を測りました。

SAAは血清アミロイドAのこと。炎症マーカーとして知られている。
SAAは通常の血液検査では測らない。言わないと測ってもらえないでしょう。

SAAは正常値上限の2倍以上。

すでに高かったのですが、どこで炎症が起きているかはわかりません。

そのときは、抗生物質の注射をして、いっときは良くなったのです。

ここまでがこの記事

猫の慢性嘔吐は原因を探そう

獣医と犬猫

抗生物質でよくなってきたのもつかの間、数日で状態は戻りまた食欲にムラが出てきました。

ここでいままで行っていた動物病院へ行っても無駄だと思い、違う動物病院へ。

なぜ無駄かと思ったか。近所の病院の獣医さんはあまり積極的ではないタイプ。普段はいいのですが、重い病気の場合使えません。

その病院では、嘔吐の原因をさぐるためエコーをしたのです。

そこで

  • 胃壁の一部が肥大していることが判明

エコーだけでは、この肥大が

  • ただの炎症か
  • 腫瘍か

どちらかはわかりません。

とりあえず、胃炎の薬を使ってみてどうなるか見てみることになりました。

出された薬は

  • アルジオキサ(胃炎の薬)
  • ボミットバスター(消化管の運動を促進)
かなえ

アルジオキサってアルミニウムが含まれているやん・・・。当時は必死でしたが、今なら飲ませない・・・。

薬によって食欲は回復したのですが、嘔吐は変わらず。

薬を2週間のんでも、胃壁の肥大も変わらず。

慢性嘔吐はとまらず、食欲も落ちてくる

猫が手作りご飯を食べない

嘔吐は止まらないけど、食欲はいっとき回復しました。

しかし、2024年7月下旬またもや食欲低下。

近所の病院で血液検査をしたら

  • 白血球(好中球)とSAAだけが異常で、あとは正常値

SAAは5月に測ったときは「12」でしたが、今回は「98」

IDEXXでは正常値が0~6なので、かなり高い

もうこれ以上どうしたらいいかわからなかった。

別の病院で、確定診断をするには内視鏡検査しかないと言われました。

しかし、内視鏡検査は病院によりますが10~15万円もします。

かなえ

治療ではなく、検査だけにそんなお金かけらないよ・・・

本当は違うんだけどね!細胞診といってもっと安く確定する方法もあったのです。
あくまでリンパ腫の場合ですが。

内視鏡検査をするかはわからないけど、できる病院を紹介してもらいました。

嘔吐の止まらなかった猫がリンパ腫と確定するまで

動物病院

その紹介してもらった病院は、以前行ったことがある病院でした。

病院の名前が変わっていたために、気づかなかったのです。

ですが、院長が同じで、その院長が優秀なのは知っていたので行ってみました。

かなえ

結果的にこの病院に行ったことが、本当に良かったです!担当してくれた獣医さんもいい感じでした!

  • 今までの血液検査のコピー
  • 今までの症状の推移と、動物病院でしたことをまとめたもの
  • 嘔吐したものの写真をいくつかコピーしたもの

もうね!必死だったので、獣医さんが判断しやすいようにたくさんの資料を持っていきました。

最初に行ったときに疾患の可能性としてあげてくれたものが次の5つ。

  • 何かしらの感染
  • 膵炎
  • 腫瘍
  • 食物アレルギー
  • 慢性炎症
かなえ

紙に書いてわかりやすく説明してくれ、〇〇の検査ならいくらくらいと値段の説明もしてくれていい先生でした!

慢性嘔吐で、わたしも膵炎を疑いました。

そして、膵炎って血液検査でわかるんですって!

ポイント
  • 猫膵特異的リパーゼ(SpecfPL)

どこの病院も院内で測れるのかはわかりません。

あんずの場合は、これは正常値だったので膵炎ではなかった。

内視鏡検査の場合、全身麻酔が必要です。

しかし、「細胞診」の場合は麻酔ではなく、鎮静で十分なのです。

・全身麻酔は心臓をとめ、人工呼吸器をつける。
・鎮静は自分で呼吸をしている。うっすら意識あり。

ここの病院だと、内視鏡検査は15万円でしたが、細胞診なら2万円くらいでした。

かなえ

お財布にも猫にも優しい!

まあ前後にしたもろもろの検査と、食べれていなかったので静脈点滴もしたので全部で4万円ちょっとでしたね。

検査をしてから3日後には結果がわかりました。

リンパ腫病理診断報告書
  • 高グレードリンパ腫(悪性腫瘍)

リンパ腫のもろもろについては、また記事にしますが「高グレード、低グレード」とあって、高グレードは悪いほうです。

リンパ腫だとわかって、だいぶ絶望しましたが、確定したことで気持ち的にスッキリした部分もありました。

この半年くらい嘔吐がとまらず、ずっとやきもきしていましたからね。

まとめ

かなえ的まとめ

細胞診という方法を知っていれば、もっと早くやってもっと早く確定できたでしょう。

リンパ腫なら細胞診でも確定できるって知らなかったのでしょうか。

やっぱりどんな病気でも、知っていると知らないでは対応に差が出ますね。

かなえ

リンパ腫についてはまだまだ続きます!

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愛猫がリンパ腫と確定されるまで

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