猫の手作りご飯歴15年のかなえです!
猫の手作りご飯は誰でもできます。わかりやすいように解説しています。
猫の健康において大切なのは飼い主の「観察力」【猫の異変に気づけるのは飼い主だけ】
猫が健康で元気でいられるかは、飼い主さんにかかっています。
猫は病などを隠す性質があるといわれるので、明らかな異変がみられた時にはかなり重症のこともある。
猫の健康管理で大切なことは、猫の異変にいかに早く気づくか。
気づくためには、よく観察していないと無理です。
この記事では
- 観察における気をつけるポイント
- 猫が調子が悪くなるときの行動
これらを紹介しています。
まずは意識しないと、気づくこともできません。
猫の健康を守れるのは、飼い主さんだけです!
- 猫の多頭飼い歴25年
- 手作りご飯歴15年
- ホリスティックケアカウンセラー
- 元ホメオパス
猫の健康管理の秘訣とは「観察力」である
猫は言葉を話さないし、症状を隠す傾向にあります。
そのため
- 飼い主がどれだけ気づけるか
これがすごく大事になる。
猫の変化にいかに早く気づくか。
病の兆候がおおきくあらわれる前には、食事や行動に変化がでてくるものです。
変化に気づくためには、普段の行動を把握していないといけません。
また、飼い主さん自身の身体的・精神的状態も影響してきます。
自分に余裕がなければ、猫を見るエネルギーもないでしょう。
また、猫と一緒にいる時間が少なければ、気づくことも難しくなる。
家にいる時間が短いかたはとくに、そうでない人もなるべく
- 猫専用のノートを1冊用意しましょう
そこに普段の行動や変化を記入しておくのです。
人間は、忘れる生き物です。
さらに、日常に忙しくしていれば、もっと忘れやすい。
あとあと、後悔しないためにも、細かい気づきはメモしておくのが賢明です。
猫の異変にいかに早く気づくかが重要
変化に気づくために、普段の行動をチェックしましょう。
健康にかかわる行動で、主なポイントはこちら。
- 普段はどれくらいのペースでごはんを食べるか
- どれくらいの水を飲むか
- どこで寝ることが多いか
- どんな態勢で寝ることが多いか
- 便は何日に1回か、便の形状
- おしっこの量はどれくらいか(砂の塊の大きさで分かる)
- おしっこの回数は何回くらいか
- 普段の行動量はどれくらいか
- 普段の行動パターンはどんな感じか
うちでもやっていますが、
- 飲んだ水の量は測るのがベスト
水を飲む量は、へるよりも増えることの方が多いです。
猫の宿命ともいうべき、慢性腎不全は水を飲む量が増えます。
これに早く気づくためにも、水を飲んだ量は測るほうがいいでしょう。
猫の性質やなりやすい病気を把握することも大切
変化や異変に気づくために、猫の性質やなりやすい病気を知っておくことも重要です。
猫という生き物は
- あまり水を飲まない
- おしっこは濃縮するため、量が少ない
こういう性質があるため、たくさん水を飲んでたくさんおしっこをするのは異常なのです。
慢性腎不全は、高齢猫だけがなるわけではありません。
10歳以下でも、けっこういます。
だからもし、成猫を保護して最初からがぶがぶ飲んでいたら、1回血液検査をするほうがいいくらい。
一般的に猫がなりやすい病気は
- 下部尿路疾患
- 慢性腎不全
と尿関係、腎臓関係の病気が多いです。
ですので、飲水量とおしっこの回数は最重要ポイント。
これらの病気に関しては、以下の本が本当におすすめです。
猫は調子が悪くなると、どうなるか
猫という生き物が、調子が悪くなるとどうなるかを知っておくことも判断のさいに役立ちます。
わたしが思いつくのは、こんな感じ。
- 食欲がなくなる
- 元気がなくなる
- 寝てばっかり
- 丸まって寝ることが多い
- 毛づくろいをしない
- 伸びをしない
- 爪とぎをしない
- 目力がなくなる
特にポイントとして、調子が悪いと猫は
毛づくろいや伸びをしません。
逆に毛づくろいや伸びをし始めたら、調子良くなってきたかなと思っていい。
「寝姿」というのも、体調をあらわします。
人が見て、穏やかそうだな、と思えるならいい感じ。
リラックスしていなそう、寝姿がかたそうだな、と思えるときは体調がけっこう悪め。
体調が悪いと、丸まって寝ることが多くなることもありますが、本当に悪くなると、丸まって眠ることすらできません。
とにかく、調子が悪いと毛づくろいや伸びをしないのは確かです。
毛づくろいや伸びは、ほんとうにポイントです!
猫との触れあいの重要性
普段から、猫としっかり触れあい、身体の異常をチェックすることも大切です。
わたしは東洋医学が好きで学んでいるのですが、ツボや指圧を覚えるのはほんとうにおすすめ。
症状や血液検査に出ないような状態から、異常というかバランスの悪さに気づけるからです。
ここらへんは、わたしも言うほどの知識もありません。
指圧でおすすめの本はこちらかな。
病気や栄養のことも書いてあるので、とても参考になります。
指圧やマッサージでなくてもいいので、とにかく全身にしっかり触れることが重要です。
背中や頭などの「背中側」はよくなでるでしょうが、
- お腹側もしっかり触れましょう
猫に触れることは、お互い愛情ホルモンである「オキシトシン」が分泌されます。
こちらの本から
オキシトシンが出ることは、飼い主さんにとってもいいこと。
猫が嫌がってきたら、やめどきです。
まとめ
普段から、観察と全身への触れあいは習慣にしましょう。
何が異常かわからなくても、普段からチェックしていれば、違うことはわかるはずです。
その過程で、調べていくことで知識もつきます。
誰もが気づくような状態では、猫の場合けっこう重症であったりします。
細かい観察を早めの対処を心がけてください。
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