猫の手作りご飯歴15年のかなえです!
猫の手作りご飯は誰でもできます。わかりやすいように解説しています。
ヤギミルクは手作りご飯でなくても常備すべし!慢性腎臓病や高齢猫がいるなら必ず!

ヤギミルクは常備してますか?
このブログで何度もおすすめしているヤギミルク。
手作りご飯でなくても好きな猫は多く、病気の時などにとてもとても役に立ちます。
- いざという時に役立つヤギミルクの栄養
- 好きなヤギミルクを見つけておこう
普段からあげて、好きなヤギミルクを見つけておくことがおススメです!
いくら栄養豊富でも猫が飲んでくれなかったら意味がないので!



高齢猫がいるなら、まじで常備です!


- 猫の多頭飼い歴25年
- 手作りご飯歴15年
- ホリスティックケアカウンセラー
- 元ホメオパス
*2021年10月の記事を加筆・修正して再アップ。
ヤギミルクは栄養が豊富


なんといっても、ヤギミルクは栄養が豊富なところが素晴らしい!
病気の時や食欲がおちているときにヤギミルクは活躍します。
食べる量がへっている時って、もちろん栄養も摂取する水分もへっていますよね。
そういう時にヤギミルクを飲んでくれると
- 水分と栄養が同時にとれる!
ここが魅力よね!
「水分」としてなら、水でもいいし、点滴でも補える。
ビタミンも点滴で添加できるものもある。
でも、猫にとって生命線であるタンパク質は水にも点滴にもない。
ヤギミルクに含まれている主な栄養素はこちら。
- タンパク質
- 脂肪酸
- ビタミン
- ミネラル
- タウリン
- オリゴ糖
ビタミンはAとDが豊富で、ビタミンB群も含まれています。
ヤギミルクに含まれる脂質は消化しやすいので、体調の悪い子にもとってもいい!
あと、牛乳は身体を冷やすんだけど、ヤギミルクは身体を温める性質なんですよ。
体調悪くて、食欲不振だとただでさえ体温は下がっている。
そんな時に身体の中から温めてくれるのは、とっても嬉しい!
わたしも今回調べていて、初めて知ったのですが、ヤギミルクはタウリンが含まれているのね!
それも牛乳と比べると、20倍とか50倍とか言われています。
ヤギミルクはタウリンが豊富
ヤギミルクは、腎臓の健康にも関わるタウリンが豊富。
- タウリンは、猫では必須のアミノ酸
- 加熱で破壊されるので、キャットフードではあとから添加
- キャットフードに添加されているものは、合成タウリン
タウリンは、植物性タンパク質には含まれていないので、猫はベジタリアンにはなれません。
また、犬ではタウリンは必須アミノ酸ではないため、猫にドッグフードをあげるのも厳禁。
このタウリン、慢性腎臓病においても大切なんです。
ある臓器に多く含まれる栄養素は、その臓器が適切に働くためには欠かせないんですね。
たとえば、腎臓の上にある「副腎」という小さな臓器。
ここはストレスに関するホルモンなどを分泌する臓器です。
この副腎そのものにビタミンCが多く含まれている。
ということは、副腎の健康にはビタミンCが欠かせない。
実際、副腎は体内の臓器の中で、1、2を争うくらいビタミンCを消費します。
これと同じように、
- 腎臓にはタウリンが多く含まれている
ということは、タウリンは腎臓の健康に欠かせない。
キャットフードにもタウリンは添加されているけど、結局は合成。
合成と天然が同じように働くとは限らないのです。
天然タウリンの不足が、慢性腎臓病の増加の一因にあるとも言われているくらいだからね。
あらかじめ猫が好きなヤギミルクを見つけておこう


そんな栄養たっぷりのヤギミルク。
「牛乳で下痢になる」って話は聞いたことありますか?
牛乳には「乳糖」が含まれていて、この乳糖を分解できない「乳糖不耐症」の人は牛乳を飲むと下痢になりやすい。
それは猫でも同じ。
そして、ヤギミルクも牛乳ほどではないが、乳糖が含まれている。
だから、
- ヤギミルクを飲んで下痢をする子もいるかもしれない。
体調不良の時にあげることの多いヤギミルクで、下痢になったら嫌じゃないですか?
貴重な水分がーーー!!!!!(´•ω•`;)
なので、猫が元気な時にその子の好きな下痢のしないヤギミルクを見つけておくことが大切!
同じヤギミルクでも何か違うようで、敏感な子は飲まなかったりします。
基本、好き嫌いの少ないオスはどれでも飲む気がするけど、メスで食べムラがある子とかはものによって飲まなかったりします。
- 事前に選んでおくことが大切。
我が家でお気に入りのヤギミルク


いま、わたしが使っているヤギミルクをまずはご紹介。
うちの子はみんな、文句なく飲みます!
| 成分 | 100g中 |
|---|---|
| タンパク質 | 25.0g |
| 乳脂肪 | 29.0g |
| 炭水化物 | 32.5g |
| ミネラル | 6.0g |
| カリウム | 1.4g |
| エネルギー | 522kcal |
この商品、同じパッケージでピンクのものもあるんです。
最初、量だけの違いかなと思ったけど、脂肪の量も違いました。
- 赤いパッケージは、全脂
- ピンクのパッケージは、脱脂
食欲不振の時や、慢性腎臓病の時にあげることが多いから、絶対、全脂ヤギミルクがいい!
脂肪からのカロリー補給は、猫ではとても大切です。
食べない時は特に!!!
また、最近ではこちらのヤギミルクも愛用しています。
とけやすい商品で扱いがいいですよ
ヤギミルクにはオリゴ糖も含まれる
ヤギミルクには、なんとオリゴ糖も含まれているのです!
オリゴ糖は、プレバイオティクスに分類され
善玉菌のエサになる😍
善玉菌がエサをもりもり食べてくれると
- 活性化したり
- 増えたりする。
結果、腸内環境が良くなる!
腸内環境は、慢性腎臓病の病状にも関係しますからね。
ヤギミルクは、慢性腎不全なら絶対常備すべし!
コロストラムもあるとなおいい
ヤギミルクのほかに、高齢だったり、慢性腎臓病やなにか病気がある場合は、コロストラムも常備することをおすすめします。
- コロストラムとは、牛の初乳。
- 優れた免疫強化作用がある。
まあ、初乳っていうのはその種の赤ちゃんがそれだけで成長できるほどの栄養価ですからね!
免疫強化を促すさまざまな成分も入っている。
体調不良の時や、慢性腎臓病だと免疫下がりやすいですからね。
うちは毎回ではないけど、ヤギミルクにコロストラムを混ぜています。
コロストラムは、Symbiotics社のものをおすすめします。
まとめ


ヤギミルクは、本当にうちの猫たちを助けてくれています。
ヤギミルクを飲んでくれたおかげで、持ちなおした子もたくさんいます。
本当にヤギミルクさまさま!
常備しておこう!
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