かなえ

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リンパ腫と確定した猫に行った動物病院での治療【抗がん剤はL-アスパラキナーゼ】

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リンパ腫の猫に行った治療

この記事では、リンパ腫と確定してからうちの猫に行った治療などを紹介します。

すでに治療は終わっており、振り返って書いています。

がんに限らず、猫の医療において獣医の言うことだけを聞いていては本当にダメ。

特にセカンドオピニオンもせず、ひとりの獣医の言葉をそのまま受け入れてはいけません。

また、うちの猫がよくなったのは手作りご飯やホームケアのおかげが十分にあります。

それはこれから少しずつ書いていきます。

とりあえず、経過をまとめました。

かなえ

うちの猫はいまは本当に穏やかに暮らしています。

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猫がリンパ腫と確定してから説明された治療法

うちの猫
だいぶよくなったよ

うちの猫がリンパ腫と確定するまでの経過はこちら。

確定診断を聞いたその日に、獣医から治療をどうするかの説明をうけました。

  • 外科手術
  • 放射線治療
  • 化学療法(抗がん剤)
  • 緩和治療(対症療法)
かなえ

紙に書いて説明してくれ、親切ていねいな獣医さんでよかったと今でも思っています。

これらの治療は人間のがんの場合も同じ。

基本さいしょの3つ、「外科・放射線・抗がん剤」を三大療法といい、標準治療になっています。

緩和治療というのは、ステロイドやそのときどきの症状に対応した薬をあげることですね。

リンパ腫のばあい、そもそも外科手術と放射線は対象外。

そもそも外科手術と放射線がつかえるのは、固形がんといわれる形のあるがんのみ。

リンパ腫は血液のがんですから。

抗がん剤も使い方は2通りあります。

  • たくさんの種類を使う「多剤併用療法」
  • 1種類のみを使う「単剤療法」

猫のリンパ腫の一般的な抗がん剤の使い方は「多剤併用」です。

しかし、多剤併用は毒性がかなり強いためわたしは最初からする気はありませんでした。

治療を決めるまえに、絶対しっかり勉強しましょう!

こちらのサイトはとても参考になります

うちの猫が行ったリンパ腫に対する治療【L-アスパラキナーゼ】

獣医と犬猫

確定診断された病院で治療を決めるまえに、代替療法に詳しい動物病院にも相談にいきました。

そこで

  • リンパ腫は抗がん剤が効きやすい
  • 抗がん剤が嫌でも、L-アスパラキナーゼ(ロイナーゼ)はやった方がいい

代替療法だけよりも、L-アスパラキナーゼを数回でもやった方がいいと言われました。

L-アスパラキナーゼは、リンパ腫の細胞が必要とする栄養素L-アスパラギンを分解する酵素。
腫瘍細胞を栄養欠乏状態にすることで抗腫瘍効果を発揮する。

L-アスパラキナーゼを調べてみたら、経過がよさそうな動物病院のブログをいくつか見つけました。

かなえ

これなら良さそうと思い、使うのを決めました

L-アスパラキナーゼを単剤で使いたいことを主治医に話したら、快くひきうけてくれました。

自分は経験はないが、良くなった猫さんの話は聞いたことがると。

L-アスパラキナーゼは、リンパ腫の細胞以外、正常細胞にはほぼ無害です。

ですから、一般的にいわれる抗がん剤の副作用はほとんどないと言われました。

ただ、「アナフィラキシーショック」を起こす可能性があるので、注射の前に「抗ヒスタミン薬」は入れますね、と言われたのでそれはやってもらいました。

ちなみに、L-アスパラキナーゼは皮下注射。すぐ終わります。

同時に、毎日のステロイド(プレドニゾロン)も服薬しました。

こちらの商品とおなじ5mgを1錠。

主治医がいうには「1kgあたり2mg」が推奨とのこと。

うちの子は当時2,3キロだったので4mgでいいんだけど、錠剤が割れないから5mgと言ってましたね。

リンパ腫の猫にL-アスパラキナーゼを1回使った結果

猫と水

2024年の8月23日に1回目の「L-アスパラキナーゼ」を使用。

そのあと9月2日に病院へいき、状態のチェックです。

うちの猫のばあい、消化管型リンパ腫で胃壁の細胞が腫瘍化し、肥大していました。

ですので、エコー検査は必須。

うちの子のチェックポイントとしては

  • エコーで胃壁の肥大がよくなっているか
  • アルブミンがあがっているか
  • その他血液検査の異常値の改善
  • SAA(炎症指数)の改善

このあたりがありました。

L-アスパラキナーゼを1回した結果・・・

  • 胃壁の肥大は1/3ほどに縮小!
  • アルブミンは正常値に(1.9→3.1g/dL)
  • 低かったヘマトクリットとヘモグロビンも上昇!(まだ正常値ではない)
  • SAAは正常値に!
かなえ

1回の使用でここまでよくなるとは思いませんでした!

この日に2回目のL-アスパラキナーゼを注射。

経過がいいので、この日からプレドニゾロン(ステロイド)は5mgの1/2錠にへりました。

リンパ腫の猫にL-アスパラキナーゼを2回使った結果

2回目のL-アスパラキナーゼを使用して1週間後の9/9に検診へ。

リンパ腫確定前に体調をくずし、2,32kgまでへっていた体重は、2,44kgまで増えました。

そのほかの結果は・・・

  • 胃壁の肥大はどこだかわからないほどに!
  • アルブミンはさらに上がり3,4g/dLに
  • ヘマトクリットとヘモグロビンは正常値に!
  • SAAだけがあがり、150オーバー

SAAだけが高くなってしまいましたが、あとはほぼ正常に!

SAAはとても反応性がいいので、何かあれば簡単にあがります。

逆にいえば、原因さえ取り除かれればあっという間に下がるということ。

胃壁の肥大がわたしにはわからず、主治医が見ても「多分ここかな」という程度。

この日は抗がん剤はやめたので、計2回で終了。

調子もいいのでステロイドをやめる方向で、1/4錠にへらしました。

リンパ腫と確定してからちょうど1ヶ月後

調子がいいので、検診は2週間になり9/23に動物病院へ。

2週間前に2、44kgだった体重は2、6kgまで増えました!

そのほかは・・・

  • 胃壁は少し肥大している部分がみられる
  • アルブミンはそのまま正常値!
  • ヘマトクリットとヘモグロビンもさらにあがって正常値!
  • 150オーバーだったSAAも正常値の3、75に!

SAAも下がり、心配していた血液項目はぜんぶ正常値になりました!

ただ、胃壁の肥大している部分がみてとれたので、少し腫瘍細胞が増えた可能性も。

かなえ

気になりますが、これからも要チェックです

それに5〜8月までほぼ週5で吐いていたのがなくなったのは、本当に喜ばしいです!

嘔吐もなく、本人が穏やかに暮らせれば少しくらい胃壁が腫れていたって問題ありません。

なにかあったらすぐ対処できますし。

主な血液検査項目を表にしてみました。

青字は低値、赤字は高値です。

2024/8/192024/9/22024/9/92024/9/23
アルブミン1.9g/dL3.1g/dL3.4g/dL3.1g/dL
ヘマトクリット18.2%28.8%33.2%41.8%
ヘモグロビン5.0g/dL8.5g/dL10.5g/dL13.0g/dL
SAA86.843.75>1503.75
かなえ

アルブミンはとても重要なので、また記事にしたいと思います

まとめ

かなえ的まとめ

最初にも書いたとおり、うちの猫のリンパ腫が改善したのは、病院の治療+食事とホームケアのおかげです。

同じように治療しても、穀類たっぷりのドライフードではおそらくよくならない。

そこらへんもまた書いていきます。

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リンパ腫の猫に行った治療

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